カンウレイプシナリオ紹介
シーン1 「投降」
闘士としては、避けられないリスクだった。
覇王の証たる百辟刀を探しに単身山中に赴いた私は、そこで許昌学院の闘士らと遭遇した。
私は一人で全員討伐することが出来たが、退けた彼らの口から語られたのは衝撃の事実であった。
現在、曹操の指示により、許昌学院の暗殺部隊が成都学園を一斉に襲撃しているという。
「投降しなければ劉備を殺す」
そうして私は許昌に投降し、彼らに縛られ、連行された。
今や、張コウなる粗暴な男が、私の身を捕らえ、好きにしていた。
下衆びた、邪悪で、淫猥な瞳。
張コウが私を連行したのは、見知らぬ建物の地下であった。
その建物は教会の様でもあった。連行途中にマリア像が一瞬目に入った。
その地下の倉庫の様な、陰気で閉鎖的な場所に私はいた。
「どうだ、関羽。今の心境は。」
勝ち誇った張コウが、私に下品な口調で話しかける。
こんな男と話すことは何もない。今はただ、成都学園の盟友らが許昌の襲撃を退け、私を迎えに来てくれる事のみを念じていた。
しかし、この男は、闘士としての最低限の道徳心も持ち合わせていないようだった。
「関羽、お前には、色々と喋ってもらうことがある。」
獲物を捕らえた野獣の冷酷な目。
「玉璽のありかももちろん・・・」
玉璽も百辟刀と並んで覇王の証である。やすやすとこんな男に言うわけにはいかない。
「天下の最強闘士は男性経験があるのかとか・・・」
明らかにこの男の個人の興味で話しているとしか思えなかった。
気持ち悪い、男の邪念を満開にした欲望の発露。
しかし、敵の包囲網で身体を縛られ、主君を人質に取られた今、私になす術はなかった。
そうして、おぞましい彼らの私に対する地獄の陵辱が始まった。
「うぅっ・・・。」(001)
張コウは突然、私の乳房を弄びだした。
「前から思っていたんだが、闘士には不要な立派なものを持ってるなぁ・・・。」
殴られるよりも、この男にこうして触られることの方が不快だった。
「孟徳なんかに渡す義理もねぇ。お前は俺がたっぷり可愛がってやるからなぁ・・・。」
人質を捕られているとは言え、こんな低ランクの、人間的にも低質な男に自分の身体を自由にされてると思うと、悔しくてならなかった。
「汚らわしい手で触るな・・・。外道・・・。」(002)
話しかけたくもなかったが、悔しさのあまり声をかけてみた。
自分の立場は変わらず、どうなるわけでもない。
男は、一瞬ムッとした顔をしたが、すぐに笑みをほころばせ、勝ち誇ったような顔になった。
「・・・。」
何も言い返してこなかったが、男の欲望と邪念は私の身体を触るだけでは満足できないところにまで達したようだった。
!
突然見知らぬ手が私の肩に乗りかかり、思わず身体を震わせた。
張コウと睨み合いをしていて気付かなかったが、この空間には人の出入りが結構あるようだった。
おそらくこの建物、教会自体がアジトの様なものなのだろう。多くの男達が出入りしているようだった。
そして、興味を抑えきれず、私のいるこの部屋にも男達、更に下っ端達が出入りしているのだった。
「へへへ。張コウさん、流石ッスね。あの関羽をし止めるなんて。」
「まあな。徐晃も楽進もだらしねえんで、俺が一丁本気出してやったんだ。」
「司馬懿さんももうすぐ来るらしいッス。」
「・・・・・・そうか。」
一瞬張コウの顔に緊張が走ったのを私は見逃さなかった。
どうやら男が口にした「しばい」という男が、本来の主君曹操に何の忠誠心も持ち合わせていないこの男を実質的に支配しているようだった。
しかし、少なくともその言葉が張コウを焦らせたのは事実であった。
シーン2 「闘士の屈辱」へ
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